2017年07月11日

京都研修旅行の感想 その2

九州はすごい雨が降りました。
こういうことがあると、つくづく、自然の中での人間の小ささを感じます。

さて、間が空きましたが、6月の京都研修旅行の感想を、東京の生徒さんからもいただきました。
京都では、大分、東京、伊勢の生徒さんがいらっしゃるので、普段合わない方との交流の場にもなっているようです。


.:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜
2017京都研修小出大和◆京都研修旅行は、2回目の参加でした。
今回の研修は、白光先生が日ごろから強調されている「本物を見る・知る」絶好
の機会と思い、参加しました。
どんな出会いが待っているのやら、ワクワクしながら京都へ到着。
以前お会いした方も、初めての方も、久々の出会いに気持ちも高まりました。

昼食後に研修開始

最初の本物との出会いは、「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅱ」
国宝 三十六家集のうち、その時公開していたのは、見開き2ページを2冊のみ。ほんの20cm程度の大きさですが、中心に置かれていました。
平安時代、約1000年前に作られたとは思えないほど、料紙の模様が輝いていました。いろんな角度から料紙を見ると、光の当たり具合によって、模様の表情が変わります。草花や鳥といった繊細な模様が、一つ一つ浮かび上がってきます。恐るべし技法。

貴船神社では、宮司様から直接、神社の由縁をうかがい、興味津々でした。
参拝のお祓いでは、不思議な鈴の音色に包まれ、心地よくなりました。
奥宮は、深緑に囲まれた中に、石作りの船が一艘、神秘的な場所でした。

青蓮院門跡においては、門主様のお話が、わかりやすく面白いこと。
隣の知恩院は、有名なので行ったことがありましたが、本来はすべて青蓮院だったとは。現在に至るいきさつは、物語のようでした。
また、ご本尊と不動明王が青いのはなぜか、はたまた、月の引力と護摩の関係など、次々と驚きのお話が聞けました。

いよいよ葉室山浄住寺での書道。
静謐な境内で、書に臨むのは、とても清々しく心が落ち着きます。
柴原さんが用意くださった、3種類の板は、とてもよい木の香りがしました。
昨年は、凹凸のある団扇に書くのに難儀しましたが、木はいかに。
思いきって筆を走らせると、濃墨のおかげもあり、にじむことなく、墨が木に吸い込まれるよう。
周りでは、次々と独創的な作品ができあがり、歓喜の声が沸き上がります。
そのなかでも焦ってはいけないと、一枚一枚何とか書き上げました。
いざ雅印を押すと、木目のはっきりした板は、印影がまばらに。これが本物の木ならでは。
今年も何とか作品が完成し、達成感と安堵に包まれました。
プロの中野カメラマンに、集合写真を撮っていただき、スマイル!

最後は、ハモづくしとお酒に大満足でした♪
伊勢教室の皆さんのにぎやかさと個性には、圧巻されました。

本物と素敵な人たちへの出会いを企画くださった白光先生と、ご支援くださった皆様に、心から感謝申し上げます。

☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆
柏木白光ホームページ
http://byakko.info/


書道教室のお問い合わせはこちら
紫鳳書道会 柏木白光書道教室
871-0021 大分県中津市沖代町1-2-24
0979-24-8960
毎週水曜日 13:00~21:00(フリータイム制)
まだ文字の読めないお子様から大人まで

☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆



同じカテゴリー(特別教室)の記事画像
2017習字研究社移動教室感想その5
習字研究社移動教室感想その4
習字研究社移動教室感想その3
2017年習字研究社移動教室その2
2017年習字研究社移動教室
京都研修旅行の感想 その3
同じカテゴリー(特別教室)の記事
 2017習字研究社移動教室感想その5 (2017-10-06 16:14)
 習字研究社移動教室感想その4 (2017-09-28 10:59)
 習字研究社移動教室感想その3 (2017-09-18 16:50)
 2017年習字研究社移動教室その2 (2017-08-10 12:21)
 2017年習字研究社移動教室 (2017-07-19 19:57)
 京都研修旅行の感想 その3 (2017-07-12 19:55)

Posted by kiyomi at 13:35│Comments(0)特別教室
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。